記憶銀行

又の名を殴り書き

サイコーの先

大好きなコンテンツが一つ、活動を休止する発表がされました。

ここからは私の覚書です。

文才もないし思った事をただただ書き連ねているだけですが、こんなことを感じたファンがいるんだという記録の一片にしたいと思います。

 

 

ドリフェス!』という5次元アイドル応援プロジェクト。

アプリから始まってデータカードダス(以下DCD)、アニメも2期放送され、3次元の彼らもライブ、ファンミーティング、ライブツアーを行っています。どこから始めても「どこか繋がっている」ように感じさせる、2次元のキャラクターと3次元のキャストがどこかリンクしあう不思議な味を持ったコンテンツです。

2月21日発売のDearDream 1st LIVE『Real Dream』 Blu-rayオリコンチャートで2位を獲得し、DearDream 1st LIVE TOUR『ユメノコドウ』もつい先日、2月25日にパシフィコ横浜でオーラスを迎えたばかりの、まさに『これから!まだまだイケるっしょ!』なコンテンツだと思います。思っていました。

 

それが突然、3月5日の公式Twitterからの発表。

 

 

お姉さんであるアイカツ!も終わりを迎えていく中、弟君も致し方なかったのかもしれない。

それでも、初めてDCDをやった時の感動も、ギャラクティカショットを放つ推し達をひたすら連写したことも覚えているし、まだまだ遊び足りないです。アプリもフルボイス、3次元でイベントがある日は特別ボイスが各キャラに用意されていて、限定衣装で踊ってくれて、新曲もたくさんプレイできる、そんな素晴らしいアプリも終わってしまう……。

すごく遣る瀬無くて、悲しくて、寂しかったです。

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どのイベントもものすごく楽しかった。あと少ししか無いけれど全力で遊びます。

 

そして、突然の風呂敷畳みに戸惑う中での緊急生配信の発表。

 

 もしかして…という気持ちもある反面、そんなことはない、きっともっと素晴らしい何かを抱えて、みんな笑顔でお知らせを引っ提げてきてくれると信じて1日の仕事を終えました。

 

そして生配信。

最初に写った皆の顔で『終わってしまうんだな』と察してしまった。

 

大きな瞳が少し赤くなっていた壮馬君が、まっすぐにこちらを見て静かに話している姿がとても胸に刺さりました。

『一旦』の『区切り』そう株元さんが言ってくれて、その言葉にすこし救われました。それでも、空元気に笑う戸谷さん、溝口君、富田君、口数の少ない将熙君、郁君の姿にどうしても悲しくなってしまいました。

今までの活動を皆が振り返っていく中で、いったい何時から彼らはこの事を知っていたのだろうとぼんやり考えていました。

知ったうえでBATTLE LIVEを、LIVR TOURを行っていたのかと思うとあの時あの言葉を笑顔で言い切っていた皆は、とても強くて格好良いと思います。

 

ドリフェス!研究室』の移行決定、2ndアルバム、ニューシングル、そしてLIVE TOURとBATTLE LIVEのBlu-ray発売決定、何より武道館でのライブ開催決定。

嬉しいことがこんなにも沢山待っているのに、素直に喜ぶことが出来ないです。

 

 

放送が終わって、放心しながら友人に電話をかけ、二人でひたすら泣きながら思いの丈を吐き出しました。脈絡はないですが、その時話したことはこんな感じのことでした。

 

もう終わってしまうん…?

最初はただただ悲しくて、遣る瀬無かった。『もっと自分たちにできることがあったのではないだろうか』『あの時もっとこうしておけばよかった』『もっと早く出会いたかった』そんな後悔ばかりが浮かんできました。

もっと応援できていれば、もっと応援《エール》を彼らに届けられたのではないか。

二度と会えなくなるなんて 想像できたなら

また違う未来を選べたかな

2032の歌詞が脳裏に焼き付いて離れません。

 

2+3=5だからこそ

5次元プロジェクトはその分関わる人の多い、規模の大きい活動だからこそ、今迄みたいに全力で走り続けるのは難しいのも分かってはいるのです。アニメも終わり、一区切りがついた『今だからこそ』DCDとアプリも終了するのは致し方ないのかもしれない。

そして、配信でも溝口君が言っていた、『常に自分たちの傍にドリフェス!がいた(意訳)』という言葉もありました。

2次元と3次元であわせて5次元なのだから、2次元が終わるなら3次元も終わっちゃうよな……とストン、と腑に落ちたんです。どちらかだけで成り立たないからこそのこの発表だったのだろうとも思います。

 

一抹の気懸り

パシフィコ横浜は、掛け値なしで最高の舞台だったと思います。ただ、所々で引っ掛かりは感じていた事も否めません。壮馬君のMCで、『7人でも、5人でも、1人でも』と言われた瞬間、『こんなに大勢で歌えることなんてもうないかもしれない』と言われた瞬間……この言葉たちがどこかで引っかかるのだと友人と話したこともありました。

まさかこんなに早く答え合わせをされてしまうなんて想像もしていませんでした。

 

愛あるコンテンツ

どちらかだけを細く長く続けるという選択肢もあったと思うけれど、それはこのコンテンツの本意では無かったのかもしれない。そもそも、続ける続けないとか色々なことを、ファン以上に関係者の方々は物凄く、それはもう沢山の時間を掛けて話し合ってくれたんだろうなって思います。勿論、キャストの7人だって、すごくいっぱい話して、彼らなりの考えを見つけた結果だと思うんです。その上でここまでしっかりと走り続けてきてくれたことにまずは感謝したいです。

 

このプロジェクトでアイドル活動をしてくれている皆はアミューズの俳優さんたちであって、もっとそれ以外のお仕事があるわけで。

こうしてさらに人気に箔がついてきている今だからこそ、個人の仕事にも力を入れて輝いてほしいと思っています。ドリフェス!だけで終わってほしくない気持ちも、ドリフェス!が彼らの枷になってほしくない*1気持ちもあります。

おそらくだけれど、契約や統合やそういうことも含めつつ、スタッフさんたちはキャストさん自身の事も加味して、色々と、本当に色んなことを考えてくれた上での決断だったんじゃないかなと思います。

だってオリコン2位を獲った子たちなんて、これからいくらでもファンから搾取*2できるじゃん!新規ファンも確実に増えているこのタイミングで!ここで一旦幕引きです、なんて相当な決断ですよ……。

関係者の方々がキャストの皆さんを愛してくれているからこその判断だと思うし、そうだと思いたいです。

 

そして、この発表が横浜でされなくて良かったと、個人的には感じています。

私は以前、CHERRYBLOSSOMという大好きなバンドが解散発表をする瞬間に立ち会ったことがあります。

2ndアルバムを引っ提げた、ワンマンツアー最終日。終盤MCでの発表でした。

凄く楽しかった筈なのに、すごく悲しくて、頭が真っ白になったし、同時に発表されたベストアルバムの発売とラストライブの開催の情報はほとんど頭に入りませんでした。

あんなに熱かったハコが静まり返った瞬間は、8年が経つ今でも忘れられません。*3

 

横浜から1ヵ月も経たないうちに発表があったのはあまりにも早いけれど、横浜から笑顔で帰ることが出来たのはスタッフさん、キャストさんの愛の賜物なんじゃないか。

少なくとも、私自身は彼らから横浜で貰った応援《エール》がなかったら、ライブ翌日の引っ越しや人事異動は乗り切れませんでした。ドリフェス!に生かされた1週間でした。ありがとう。

 

ベストアルバムではなく、2nd アルバムと3rd シングルを出してくれること、彼らの一度しかないライブをしっかりと円盤に残してくれることも本当に有難い限りです。

あとは神円盤『Documentary of DF Project』に第二弾が欲しいくらいでしょうか……。

FACE 2 FAITHとユメノコドウのフルMVは世に残してほしい。わがままばかりのファンでごめんなさい。お問い合わせしてきます。

 

その一言を信じる

株元さんが言ってくれた『一旦の区切りだから』という言葉。例え其の場凌ぎだとしても、私は救われました。

これで全部が終わりじゃないのだ、いつかまた、きっと14人が笑顔で応援《エール》を受け取ってくれる日が日本武道館の先にあるんだと思わせてくれました。

本当に黒担当は2も3も格好良いこと言ってくれるんだ。

 1周年?好きになるのに時間は関係ねえ

 このドリカを手にした瞬間はボロボロに泣いたし、ずっと着いて行くと誓いました。

いくらでも待とうじゃないの…‼‼!!

10年後の彼らはどうなっているだろう。圭吾は10年後も即位し続けるのだろうか。そろそろ玉座についているかもしれない。そんな風に言えるくらいにはなって来たかもしれません。楽しみが増えました。

 

モブファン

ファンはどんな時も公式からの情報をただ受け止めるしかないよな、という話を友人とする中で、受け止めたうえでの身の振り方(付き合い方、考え方)って難しいんだな、としみじみ思いました。アイドル戦国時代で、活動が尻すぼみになっていくことも、電撃解散することもおかしくないご時世に、こうやって『最後』に彼等の夢であった舞台を用意してくれて、次に会えるまでの準備をさせてくれるコンテンツに出会えたことに感謝したいと思います。(それでも、本当は彼等の最後になんてしたくないし、武道館は通過点になって欲しかった。なって欲しいです。)

彼等の周りの人達全てに感謝しながら、今まで出来なかったことを少しずつやっていきたい。ありがとうをお返しして生きたいです。

 

そして横浜で彼らが見た『最高の景色』の一部を担えたことは本当に良かったと思います。

 

郁君が『幸せです!』と言ってくれたその一部になれたんだと思うと、出会えてよかったと思います。

どんなことがあっても彼らには幸せになってほしいし、健やかに笑顔で過ごしてほしい。

とにかく彼らが歩む道に幸多からんことを願います。

 

 

色々話したけど、やっぱりドリフェス!が大好きなんだよな!!!!!!!!!

終わりじゃないし、でも終わってほしくないし、こうやって皆が一緒に活動しているところを応援できなくなるのはすごく寂しい!!!!!!!悔しい!!!!!!!

私はアイドルしてる彼等から知ったので、もっとキラキラアイドルしてる姿を見たい!!!2月25日が初現場なのに!!!!!悔しい!!!!!

でもそれ以上にありがとう!!!!!!!!いっぱいありがとうをもらった分、少しずつ返していきたい!!!!!!!!

本当はまだパシフィコ横浜の備忘録を書いては消しを繰り返していたんだけどどうしてこうなった!!!!!!!!

まだグラグラするし、やっぱり武道館を最後にしてほしくないし、もっともっと最高の先に連れて行ってほしい。泣いてしまうことも沢山あると思います。実際、今も泣きながら書いています。

でも、郁君が、将煕君が毎日『頑張る、頑張ろう』と言ってくれるから頑張ってみようと思います。

泣いて終わるのがドリフェス!なわけがないとどこかで信じさせてくれる気がするんです。

奏達7人が壮馬君達7人の背中を力強く押してくれるその先を祖母は出来る限りの事をしながら見守ります。

 

まだまだイケるっしょ!!!!!!!

*1:勿論、彼ら自身がドリフェス!を枷だと思ったことは無いだろうけれど

*2:言い方が思いつかなかった。申し訳ない

*3:それでも、今でもCHERRYBLOSSOMは大好きだし、楽曲もよく聴いています。嫌いになんて絶対になれないくらい大好きです。